Helado (Ice cream)
アルゼンチンでは、アイスクリームのことをHelado (エラド)と呼びます。畜産が盛んなため、ミルクの質が良いことで有名です。イタリア系移民の影響のため、街角にたくさんのアイスクリームショップがあり、世界で一番美味しいとも言われています。
通常夕食は夜9時か10時くらいに頂くのが主流ですが、食事が終わった後、皆でアイスクリームショップにデザートを食べに行く事も多々あります。遅くまで開いている店は、朝2時まで開いています。
有名なお店は、Persicco(ペルシッコ)、Grido(グリド)、Daniel(ダニエル)、Freddo(フレド)。
この中で私が特に気に入ったのは、Persiccoでした。エレガントなクリームベースのアイスクリームと、甘すぎないシャーベットが特徴です。
Occo(オッコ)というアイスクリーム店では、上記のようにチェーン店ではないので店舗は少ないですが、Pomelo Rosado (ピンクグレープフルーツ)のソルベに果肉が入っていて、ちょっとした苦味が最高でした。
https://www.instagram.com/persiccoar/
アルゼンチンでの定番のフレーバーは、Dulce de Leche (ドゥルセ・デ・レチェ)味。スペイン語の直訳をすると、「甘いミルク」で、日本ではミルクジャムと呼ばれます。アメリカ人がピーナッツバターを好きなように、アルゼンチン人は、ドゥルセ・デ・レチェなくては生きていけない人が多いです。お味はと言うと、練乳のキャラメル(!)が正しい表現だと思います。日本人にとっては非常に甘いですが、パンに塗ったり、パンケーキに添えたり、プリンにも添えます。
最近は健康志向のためソルベ(シャーベット)も人気で、アルゼンチンらしいフレーバーは、Frutilla (いちご)やMaracuja (パッションフルーツ)。そして最近はDurazno (あんず)、Sandia (スイカ)、なんかもあります。
Flan con Crema y Dulce de Leche
フラン(カスタードプディング)
クリームとドゥルセ・デ・レチェ添え